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R3 > Chapter 1 vs地方検察庁 from代用監獄 > Day 51-100 > Day 70 大男退場

Day 70 大男退場

通常、移管は青白ツートーンカラーのバス型護送車が昼食後に迎えに来る。
だが、そんなゆったりしたスケジュールは川越署被留置者だけで、
他の署の被留置者たちは、検事調べの者たちとともに、早朝引っ立てられ、
きわめて不快な検察庁同行室で昼食後まで時間つぶしさせられた後、
川越署経由で川越少年刑務所内の拘置所へ向かう。
川越署の被留置者は、移管に関しては恵まれていたと言えるだろう。

大男の移送先は熊谷拘置所だった。
川越少年刑務所より遠方だが、移送を担当する寄居署署員が予定より早く到着したので、
最後の取調べを午前中いっぱい受け、昼食後の出発になった。
もちろん、単独である。
世の中なんでも、悪いことばかりじゃない。

「アンタには、ウチの弁護士から西村京太郎の小説(ロン毛の愛読書)といっしょに、
カネ送らせますから。」

・・・まだ、言ってやがる・・・

大男は歯科医専門のコソ泥にも、同じようなことを言ったが、途中から代筆をやめた私には、
別れの挨拶だけ告げ、最後に、
「川越会で会いましょう!」
と言い、不安げな表情とともに出ていった。

彼が発起人の川越会なるモノは、
毎年5月10日午後5時に川越駅西口の噴水前に看守、被留置者が集まり、焼肉とビールを楽しもう、
という趣旨の集まりだ。

どう見ても移送には不似合いな仕立ての良いスーツ、
SGはやはり見た目が重要だ、と思った。

彼の姿をその後見ていない、それっきりだ。

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( ̄ー+ ̄) s:th (シスと発音して下さい)

世界最小裏AVメーカーCEO獄中記
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世界最小裏AVメーカーCEOとして、素人ハメ撮りDVDを無修正で販売するという暴挙により、投獄の憂き目に遭ったオトコです。

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