Day 69 若者からの手紙
若者から手紙が届いた。(大男宛て)
拘置所へ移送された者から手紙が届くことは珍しいことではないそうで、
私は知らなかったが、今は刑務所の受刑者からの手紙でさえ、
受けとることができるらしい。
消印から彼がすでにシャバにいることはわかった。
だが、名前は丁寧に書いてあったものの、住所の記載はなし。
自宅住所を教えないということは、
アンタらとはこれっきりにしたい、ってことなんだろう。
手紙は、留置場では大変お世話になりました、から一応始まって、
川越少年刑務所内の拘置所がとても寒くてしもやけになったことや、
ご両親に頼んで保釈してもらったこと、判決が執行猶予つきだったこと等が書かれてあり、
皆さん、お体に気をつけてお過ごしください、で、しめてあった。
結局、大男を頼らなかった者だけが保釈で出たか。皮肉なもんだ。
「やたらと、寒い、って字が出てきますね、この手紙。」
「前に、(川越の)拘置所から手紙くれた人も、寒い、寒い、と書いてあった。」
「川越の拘置所は独居(1人部屋)だから、
寒いんだろうね。独居しかないらしいよ。」
川越の拘置所は、あまり快適な場所ではなさそうだった。
いや、むしろ、冷暖房完備の代用刑事施設川越留置場の方がおかしいのかもしれない。
快適な監獄が犯罪抑止力になるとは思えん、
不快なくらいで丁度良いと考えるのが、尋常というものだ。
拘置所の話で盛り上がっていたら、大男が呼ばれた。
今から荷物検査だそうだ。
( ̄ー+ ̄) s:th (シスと発音して下さい)
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