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R3 > Chapter 1 vs地方検察庁 from代用監獄 > Day 1-50 > Day 40 チューリップ部長

Day 40 チューリップ部長

Day 40

チューリップ部長は、当時の川越署留置場で看守として勤務していた巡査部長の1人で、
兄さんがチューリップの歌(幼稚園児の歌う方ではない、パチンコ平台の歌。正式名称不明)
を歌っていた時、
「そんな歌、歌ってると、頭のチューリップ開いちゃうよ。」
と発言して以降、そう呼ばれるようになった。

チューリップ部長は、上層部にかけあい大晦日に紅白歌合戦をフルで聴かせたことで、
被留置者からの絶大な支持をすでに得ていたが、空手オヤジを退治したことで、
その人気は頂点に達した。

元々、夜になると眼が冴えてくる妙な連中の多い場所ではあったが、
その中でもこの空手オヤジは別格で、昼間は睡眠薬で熟睡し、
夜中になるとトイレの扉(金属製で叩くと大きな音がした)をケリ続け、
止める者なら誰であれ、それが看守であっても威嚇した。

予想通り、同房者が次々に転房を申し出る事態となったものの、
それ以上大きな問題へと発展しなかった背景には、
空手オヤジが昼間は羊のように従順だったことと同時に、
出来ることなら、自分以外の看守にこの男の処理を任せたい気持ちが
チューリップ部長以外の看守たちの中にあったからだと思う。

通常、他の被留置者に対し迷惑行為を働く輩は、保安室と呼ばれる別室に隔離されるのだが、
実は看守にとってこの執行、肉体的な手間だけではなかった。
被留置者を保安室にブチ込んだ看守には、煩わしい書類作成が義務付けられており、
それを彼らは多忙な看守業務の中、粛々と行う。
「保安室送り」は、彼らにとって安易な選択肢では決してない。

しかし、そんなヌルい雰囲気の中、チューリップ部長だけは、
毅然とした態度で、空手オヤジの正面に立ち、
「騒いだら即、保安室入れるからね。」と宣言。
本当にその夜、たった1人で奴を保安室にブチこみ、男を上げた。

24時間勤務の看守の明けの休日は、夫婦で購入した年間パスで、
「レッズの一員になる。」と言った。
応援しに行くと言わないところが、チューリップ部長らしい。
カシマサッカースタジアムであっても、明けとカブれば遠征同行だそうで、
もはや、彼らはたんなるサポーターではなく、
意識レベルは本場英国フーリガンのそれに近い。

どこまでも、まっすぐなオトコだ。

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