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R3 > Chapter 1 vs地方検察庁 from代用監獄 > Day 1-50 > Day 30 代用監獄医療事情

Day 30 代用監獄医療事情

Day 30

兄さんが騒いでいる。
懲りることなく、チューリップ部長に受診連行を直訴している。

「医者に連れて行ってくれよ。」
「やだよ。そんな頼み方じゃ連れて行ってやらない。」
「連れて行ってください。」
「考えておく。」
「ちゃんと、頼んだじゃねえかよ。連れてけよ!」
「だから、考えておく、って言ってんだろうが!」

こんなやりとりが延々と続く、実に面白いのであるが、
兄さんが、これほどまでに病院へ行きたがるのには理由がある。

検察庁へ行くバスの中でもトラブルメーカーの兄さんは、単独送迎になった。これはペナルティだったハズなのだが、行った先の検察庁で兄さんは、単独ゆえの短い待ち時間であるにも関わらず、ベッドで横になって待機している(本人談)という。こういう度を越した配慮が悪い方に出た。

日本はイイ国だ。犯罪者であっても、性格破綻者であっても、ハンディキャッパーにはどこまでも優しい。兄さんは、仮病で送迎つき自己負担なしの治療を受け、新たな病名を手にして戻り、さらなる厚待遇を狙っているに相違ない。

そもそも、被留置者の医療費を100%国費で賄うのがおかしい。しかも、国籍に関わらず、である。
虫歯の治療は、いつも留置場にいる間にタダでやっているんだとぬかす近隣諸国の累犯外国人がいた。刑務所では治療できないのか尋ねると、3ヶ月くらい待たされるので、順番がきた時には痛みがなくなっていることもあるし、無料なのは抜歯だけなので使い勝手が悪いと、抜けしゃあしゃあと答えた。さらに、シャバの歯医者に連れて行ってもらえるのは、留置場だけなので、痛がるなら今しかない、とまでぬかした。

日本人犯罪者の治療に血税が使われるだけでも疑問を感じる人はいるだろうに、ましてや非納税者の外国人(れっきとした納税者だって、今ここにいるのかもしれないが)となると、納得がいかない人はさらに増えるだろう。国費での治療を必要としている人は、もっと他にいるのだ。刑事施設内の医療施設利用ならまだしも、民間の医療機関での安易な受診については見直すべきだと、下手人の立場ながら強く思った。

終いには、感冒薬すら貰えなくなった兄さんの苛立ちは限界に達したようだ。
「そのうち、とか、近いうちとか、いつまで経っても医者に連れてってくれねぇじゃねぇか。考えてもいねぇだろ?アンタら仕事してねえよ、税金泥棒じゃねぇか。」
「言っとくけど、おれらは自分のカネでメシ食ってんだぞ、オマエらこそ税金でメシの世話になってんじゃねーか。(おまわりさんの食事はすべて自腹らしい)よくそれで、他人様に向かって税金泥棒なんて言えるな。」

全くその通りだった。自分が言われているようで、恥ずかしくなってきた。

最近、痛みや不調を訴える輩がやけに増えた。
兄さんの悪影響であることはもはや否めない。わかりやすい奴らばっかりだ。

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