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R3 > Chapter 1 vs地方検察庁 from代用監獄 > 無修正DVD製造者の逮捕はこのように行われる。 > 逮捕5ヶ月前

逮捕5ヶ月前

R君と始めた無修正動画製造販売は、R君が蓄電した後も、私一人で継続されました。
凍結された口座は、児童ポルノ製造販売の準備段階で用意した、
創業以来愛用していた口座で、現在では考えられないことですが、
ネット上で普通に販売されていたモノでした。

さらにこれまた、身分証不要で購入した、いわゆるトバシ(の携帯電話)で連絡をとり、
池袋東口で待ち合わせて購入したのです。そんなものが、ど素人でも簡単に入手できたのですから、
振り返ってみれば、おそろしい時代でした。

その口座は、ネットバンキング可能な状態のメガバンクのモノで、
名義人住所は、大阪の西成地区と呼ばれるところ、
なんとなく、出自の想像できる、怪しい口座でした。
取引場所に現れた、スーツ姿の、一見マジメそうな会社員という印象の方同様、
手渡された口座も、外見は整っていましたが、中身はとても信用できるものではないため、
入金された販売収益は、可能な限り素早く引き出していました。

小心者ゆえの警戒心の強さから、
口座凍結の際の被害は最小限にとどめましたが、
このままでは商売ができません。
次の口座を探すことになりました。

最初の時と同様、ネットで探しましたが、
今回はなかなか見つかりません。
連絡先を発見してメールを送信するまで、数日を要したことを記憶しています。
わずか数年の間に、銀行口座売買は難しいものになってしまったようでした。

今回の取引場所は渋谷でした。
「ハチ公像の前で、ヴィトンのバッグを持って立たせておきます。」
こちらも不安ですので、どんな人物が待っているのか、
おそるおそる、ハチ公へ接近すると、
これまた不安を全面に出した、金髪の若者が、
約束通り、ヴィトンのバッグを持って立っていました。

「こちらへ、どうぞ。」
駅前のATMへ案内され、口座の正常作動確認を促されました。
カードで残高を確認して戻ると、金髪からケイタイを手渡されました。

「もしもし・・・」
「ご確認いただけましたか? これでお取引は終了ですが、
 最後に、どのようなことに使われるのかだけ、教えてください。」
金髪のボスは低く響く声でした。
私は、無修正DVDの販売に使います、と答え、取引は終わりました。

しかし・・・
金髪の口座は、わずか3日で使えなくなりました。
私が引き出す前に、犯罪収益が消えていました。
ヌキと呼ばれる被害です。
驚くほど短命でしたので、何かの間違いではないかと思い、
メールで問い合わせをすると、すぐに電話番号を送ってきました。

「いやぁ、ご迷惑をおかけしたようで、どうも、すいません・・・」
電話をかけると、金髪のボスは予想外の平身低頭です。しかも・・・
「もちろん、カネはお返ししますし、口座も交換しますから・・・」
今回は、手下ではなく、自ら取引場所に出向きますので、ご安心ください、と
ボスは約束し、会うことにしました。

指定された場所は、歌舞伎町の喫茶店でした。
靖国通り沿いのごく普通の喫茶店でしたが、
場所が場所だけに、正直なところ、ボスを待つ間も不安でしたね。

店内には、私の他に、端正な顔立ちながら夏なのに長袖の若者、
不幸な香りをただよわせる風俗嬢っぽい娘、がいました。
全員怪しい人物でした。

ただならぬ雰囲気の、たくましい男が入ってきました。
予想通り、ボスでしたが、「しばらく、待っててください」
彼はまず、長袖のところへ行き、わずかに会話を交わしてCDを渡し、
次に、風俗嬢っぽい娘のに「待ってろ」と告げ、私の向かいに腰を下ろしました。

「お待たせしました。」
金髪のボスは金髪ではなく、スキンヘッドでした。
挨拶もそこそこに、新しい口座と、ヌキの被害金額をテーブルに置き、
私の業務内容について質問してきました。
私が、ざっと説明すると、一緒にやりませんか、と提案してきました。
即答を避け、自己紹介してもらえないかと言ってみたところ、

「僕はヤクザじゃないです。どちらかと言うと、チャイニーズ・マフィアの方です。」
どっちであろうと、私にはどうでもイイ話で、とにかく早くこの場を離れたいと思っていました。
「さっき、僕が話してた奴、あんな感じですけど、全身イレズミですからね。」
これまた、私にもどうでもイイ話であるだけでなく、
この人と組むことだけは避けようと、心に決めました。
「日本のヤクザなんか、大したことないですよ。歌舞伎町で僕のこと知らない人はいませんからね。」
首を縦に振らない私に、決めゼリフのように強く言い放つボスでしたが、
事実であろうとなかろうと、ロクなもんではないことは明白です。
マイナスの効果しかありませんでした。

他にも、「僕は刑務所に何回も入ったことがあります。」という、妙なアピールもありましたが、
もしかすると、そのような言葉が、ある種の人たちにはとても強い効果が発揮され、
「是非、一緒にやりましょうよ!」
思わぬ方向へ発展することがあるのかもしれませんが、
私の胸には響きませんでした。

「お友達もお待ちのご様子ですし・・・」
長い説得に飽きてきた私は、風俗嬢っぽい娘の方へ目をやりながら呟きました。
すると・・・
「あんなのお友達じゃないですよ、セックスフレンドですよ。なあ?」
店内に他に客がいないとはいえ、あんまりな言い方でした。
女の子は黙っていました。そこに友人関係は一切感じられませんでした。

交換された口座も、ヌキの被害に遭いました。
もう連絡はしませんでした。
安全な口座は自力で作るしかないと、ようやくわかりました。
その方法は、関西援交や、番長と同じ方法でした。

撮影する女の子は、ほぼ出会い系で探しておりました。
いきなり、「ハメ撮り」をキーワードに話をしても、見つかりませんが、
「個人的趣味の撮影」ですと、反応があるだけでなく、
それなりのレベルの子が自ら応募してきました。
撮影の可否は、私の嗜好と、その時の気分と懐銭でキマるので、
やはり、私の好みからハズれると機会を失してしまう可能性が高いのですが、
私から見て、ぜってぇ無理な子にも、収入を得る道が新たに用意されました。
それが、口座の提供でした。

ヤマザキ(仮名)は、外見はともかく、態度が最悪でした。
待ち合わせで会った瞬間から、こちらに好意を示す様子が微塵もなく、
そしてそれは、最後まで変わることがありませんでした。
彼女は同性愛者でした。それは口座提供に疑いで彼女が取り調べを受けた後、
警察から入手した情報ですので、その時はもちろん知りませんでした。

当初、援交をお断りしたのですが、態度とは裏腹にヤマザキは、
ホテルへ行ってください、と頼んできました。
今までに何人にも断られている、とのことですが、
あの態度ではいたしかたありません。
そこで、口座の提供を提案してみると、
案の定、乗ってきました。
これは妙案だと思いました。
なにしろムダがありません。
私は同様の手口で、この後、いくつかの口座を入手したのです。

( ̄ー+ ̄) s:th (シスと発音して下さい)

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プロフィール

世界最小裏AVメーカーCEOとして、素人ハメ撮りDVDを無修正で販売するという暴挙により、投獄の憂き目に遭ったオトコです。

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