xxxxを趣味に持つ、国際窃盗団首領
代用監獄川越留置場
このパキスタン出身の男は、日本人女性と結婚して日本国籍を取得したパキスタン系日本人で、
修理工場を備えた中古車屋を経営し、盗んできた他人名義の車をそこでバラして海外へ流していました。
彼の案件は「1,000台を越える車を盗んで国外へ流していた国際窃盗団の主犯」として新聞掲載され、
刑事や弁護人には、「実際に盗んだのは3台」と答えていましたが、
我々には「10,000台以上だよ」と豪語していました。
刑事だけでなく、弁護人にも嘘をついているあたりが外国人らしいなと思いましたね。
非常に流暢な日本語をあやつる人物でしたが、国際窃盗団のアタマくらいになると、
そのくらいの語学力は必要なんでしょうな。私は彼の仲間で唯一の日本人と、
たまたま川越拘置支所で一緒になり、さらに多くの話を聞きました。
プライベートでとてもユニークな趣味をお持ちの方で、
私は彼からいろいろと質問を受けることが多かったですね。
刑事、検事は言うに及ばず、自ら選任した弁護人にまで黙秘を続けた彼は、
求刑10年を打たれていました。判決は知りませんが、10年くらったとしても軽いような気がしますね。
本人は当初、釈放されてすぐ帰れると思っていたようですし、実際そう公言していました。
しかしその後、検事や弁護人の様子から、実刑の可能性を感じとったようでしたな。
それでも、見通しの甘さは変わらないようで、刑期を半分務めたら、
強制送還で帰国できると考えているようでしたが、国籍に関する彼の話が真実ならば、
彼は外国人ではありません、日本国籍を有する日本人です。判決そのままのお務めになったでしょうね。
宗教上の理由から、豚肉は食しませんでしたが、牛肉は大好きだったようで、
好きな日本食を聞かれた彼は、なぜか「焼肉」と自信満々に答えていました。
それが原因だったのか、過去に脂肪吸引の経験をお持ちだそうで、
両脇腹に、それらしき跡が残っていたのを憶えています。
それでも、出たら焼肉を食べたいと、しきりに口にしていたあたりの欲望の強さは、
やはり、犯罪者のそれでしたな。
( ̄ー+ ̄) s:th (シスと発音して下さい)